※ここ数年につきましては、神事の内容や参拝方法などが変更(参列をご遠慮
⇒追記:2024年の参拝方法が決定されました。
本年は、稲佐の浜斎場で参列、出雲大社への供奉(おとも)を再開されます。
交通規制について詳細が発表されましたので、そちらについても追記いたします。
◆出雲大社公式HP◆
https://izumooyashiro.or.jp/
2024年の参拝方法につきましては、公式HPを事前にご確認ください。
目次
出雲の「神在月」について
一般的に、旧暦の10月は「神無月」と呼ばれています。
ですが、出雲だけ、「神在月」と呼ばれていることをご存知ですか?
これは、出雲に全国の神々が旧暦10月にお集まりになるという伝承から、
出雲だけ「神在月」と呼ばれるようになったと言われています。
出雲大社とは?出雲大社の所在地は?
出雲大社は通称「いずもたいしゃ」と読みますが、正仮名遣いは「いづもおおやしろ」です。
古代より、杵築大社と呼ばれていましたが、
1871年(明治4年)に出雲大社と改称しました。
それでは、出雲大社の所在地を確認しましょう。
◆出雲大社の所在地◆
それでは、出雲大社での「神在月」「神在祭」についてお話させて頂きます。
八百万神をお迎えする「神迎祭」
旧暦10月10日に国譲り神話の舞台となった稲佐の浜で、
全国からいらっしゃる八百万神をお迎えする「神迎祭」が行われます。
※「神迎祭」を行っている神社は出雲大社だけでなく、そのほかにもあると言われています。
この記事では「出雲大社」での「神迎祭」についてご案内します。
2024年の出雲大社の神迎祭は11月10日(日)午後7時より行われます。
旧暦の翌10月11日から17日まで、神々が様々な会議をなさる「神在祭」が行われます。
出雲大社や、稲佐の浜にある上宮(かみのみや)などで、祭りが行われます。
その間、神々は本殿の東西にある十九社(じゅうくしゃ)で寝泊まりされます。
「誰と誰を結婚させるか?」という、縁結びの会議もこの間に行われます。
神々を見送る「神等去出(からさで)祭」
旧暦の10月18日には拝殿で、各地にお帰りになる神々を見送る「神等去出(からさで)祭」が行われ、「神在祭」は終わります。
2024年の出雲大社の神等去出祭は11月17日(日)午後4時より行われます。
2024年 出雲大社神在祭日程
2024年11月
10日
神迎神事・神迎祭 午後7時
11日
神在祭 午前9時
出雲大社教龍蛇神講大祭 午前11時
15日
神在祭・縁結大祭 午前10時
17日
御饌井祭 午前10時頃
神在祭・縁結大祭 午前10時
神等去出祭 午後4時
混雑予想日(11月10日・16日・17日)の交通規制
神在祭期間中、特に混雑が予想される2024年11月10日・16日・17日は交通規制があります。
交通規制や、混雑を避ける方法をご案内します。
1 交通規制を予め確認しておく
2024年11月10日・16日・17日は、出雲大社周辺で交通規制がかかります。
特に車で向かわれる方は注意が必要です。事前に確認いただく事をお勧めいたします。
※みせん広場は11月9日・10日は駐車できませんのでご注意ください。
2 無料シャトルバスを利用する
出雲大社付近には、大駐車場(385台)・第二駐車場(360台)・古代出雲歴史博物館駐車場(244台)など、大きな駐車場はありますが、周辺の駐車場は混雑が予想されます。特に9日、10日は111台収容できるみせん広場が使用できないため、注意が必要です。
周辺の駐車場が満車の場合や、渋滞に巻き込まれないためにも、無料のシャトルバスを利用されてみてはいかがでしょうか。
11月10日・16日・17日限定で「出雲文化伝承館(北側駐車場)」から、神門通り近くの「吉兆館」までのシャトルバスが30分間隔で運行されているので、大変便利です。
【無料シャトルバス運行期間】
11月10日・16日・17日の3日間運行 10時~17時 30分間隔
シャトルバス時刻表はこちら
※吉兆館から出雲大社正門前までは徒歩約15分です。
3 駐車場の空きが確認できるサイトをチェックする
2024年11月10日・16日・17日の9時から17時まで
出雲大社周辺の渋滞情報や駐車場の【満・空】状況が確認できるサイトがあります。
スマートフォンで出先から簡単にチェックできますので、お出掛け前にブックマークするなど準備をされておくと、現地で便利です。
ぜひ利用してみてください。
4 一畑電鉄の「パーク&ライド」を利用する
出雲大社の最寄り駅は「一畑電鉄」の「出雲大社前駅」です。一畑電鉄を利用する「パーク&ライド」もおすすめです。
「パーク&ライド」とは、一畑電鉄の駅まで車で行き、駅で駐車して、一畑電鉄に乗り換える方法です。
パーク&ライドをするなら、「雲州平田駅」がおすすめ!
雲州平田駅周辺は、出雲大社が混雑している状況であっても、混雑することはほぼありません。
さらに、雲州平田⇔出雲大社前駅の乗車時間は約20分と短く、効率的に出雲大社へ向かうことが可能です。また、一畑電鉄の駅の中では駐車場が50台分と、スペースが大きいこともポイントです。
※雲州平田駅の駐車場は通常有料ですが、パーク&ライドをご利用の方は駐車券を無料化してもらうことができます。駅員さんへ駐車券の無料化をご依頼ください。
16日、17日限定ですが、雲州平田駅徒歩10分圏内に3カ所の臨時駐車場が設定されます。
2024年11月10日・16日・17日は一畑電車は臨時便が運行されます。
臨時列車時刻表など、詳しくはこちらをご覧ください。
出雲大社観光と温泉どちらも楽しみたい方へ
「出雲大社にお詣りするなら、一緒に温泉も楽しみたい!」
という方には、草菴のある「出雲・湯の川温泉」がピッタリ!
◆詳しくはこちら◆
【島根観光】出雲大社の近くに「日本三美人の湯」があることを知っていますか?
出雲・湯の川温泉「湯宿 草菴」について
最後に、出雲・湯の川温泉にある16室の宿「湯宿 草菴」についてご紹介いたします。
草菴の客室
草菴には、趣の異なる3つの客室棟があります。お好みにあう客室を探すのもまた楽しいですよ。
・重厚な日本建築とヨーロッパアンティークが融合する離れ客室
「古民家離れの宿」
・雑木林に囲まれた出雲の伝統を感じる宿泊棟
「紫雲閣」
・山を借景とした日本庭園に面した和室棟
「癒しの宿」
◎草菴の客室について詳しくはこちら
草菴の温泉
趣の異なる5種の貸切風呂と、6部屋ある温泉付き客室のすべてに、源泉からそのまま、かけ流しでご用意しています。
※源泉からの温泉を、そのまま浴槽に供給しております。加温・加水・循環は行っておりません。
◎草菴の温泉について詳しくはこちら
出雲大社にお越しの際には、ぜひ神様の集う「神在祭」の時期にお出かけになってみてはいかがでしょうか?
皆様のお越しをお待ちしております。