皆様、出雲・湯の川温泉 草菴(草庵)には、
「出雲で唯一」
「源泉かけ流し」
「半露天風呂付き客室」
があることをご存知ですか?
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大変貴重な「かけ流し」温泉。草菴では客室のお風呂もすべてが「かけ流し」です。
さらに、草菴には1日2室限定の源泉かけ流し半露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」が存在しています。
他に類を見ない、草菴自慢の半露天風呂付き古民家離れ客室。
この魅力的な客室について、詳しくご案内させていただきます。
「古民家離れの宿(天保・庄屋)」ができるまで
「この出雲という土地に適う宿とはどうあるべきか」
この問いかけは、私たち草菴に関わっている者が常に考えていることです。
そして、この答えに近づくべく、創り上げたのが源泉かけ流し露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」でした。
この源泉かけ流し露天風呂付き客室「古民家離れの宿」は、「天保(てんぽう)」「庄屋(しょうや)」の2室があります。
この部屋の名称は、江戸時代の「天保」11年(1841年)に建てられた「庄屋」さんの家屋を島根県・江津(ごうつ)市より移築したことが由来です。
この家屋は、実はもともと、明治時期の建物ではないかといわれていました。
江津市から草菴に移築する際に、一旦その大きな家屋を全て分解し、草菴で組み上げるという、大変な作業が行われました。
その時、家屋から取り外した柱の一部から、実際の建築年や家を建てた棟梁さんの名前が記載された部分が発見されたのです。
この出来事から、これまで曖昧であった、この家屋の本来の建築年を知ることができたのです。
この柱の一部は、源泉かけ流し露天風呂付き客室「古民家離れの宿」に向かう炭回廊の途中に展示しております。
このように移築された家屋が、源泉かけ流し半露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」となるまでには、草菴オーナーの想いや、携わった職人さんたちの並々ならぬ情熱からつくり上げられました。
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古民家離れの宿の3つの特徴
それでは、源泉かけ流し露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」に共通する、3つの大きな特徴についてご案内いたします。
プライベートテラス10畳+露天風呂12畳のお風呂スペース
源泉かけ流し露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」の一番の大きな特徴は、なんといっても贅沢なお風呂スペースです。
プライベートガーデン付きの10畳のテラスには、椅子・テーブルがあり、まるでリビングのよう。
また、12畳分もある露天風呂には、常に新鮮な源泉がたっぷりと注がれ、流れる湯の音を聴きながらお湯にゆったりとつかると、心が穏やかになり、何時間も過ごせそうです。
露天風呂といっても、屋根と窓がついており、窓を閉めたり、全開にしたりすることによって、天候にあわせて快適にお使いいただけます。
(このような仕様のため、私たちは通常「半露天風呂」と呼んでおります。)
実際、お泊りになった皆様が、一番長く時間を過ごされるのは、このお風呂スペースかもしれません。
吹き抜けの茅葺き屋根と大きな梁
源泉かけ流し半露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」に足を踏み入れたら、まず天井を見上げてみてください。
江戸・天保時代からの時を刻んだ大きな梁と、吹き抜けの立派な茅葺き屋根をご覧いただくことができます。
吹き抜けの茅葺き屋根は、息をのむ程の迫力です。
ヨーロッパアンティーク家具と古民家の融合
草菴の創業より、大事にしている建物環境のコンセプトは、
「日本の伝統建築である古民家の再生と、洗練されたヨーロッパ・アンティーク家具との融合」。
源泉かけ流し半露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」にも、様々なヨーロッパ・アンティーク家具を配置しております。
東洋と、西洋。
場所は違いますが、同じ時代(1900年前後)のそれぞれの文化を草菴の古民家客室で再構築し、独特の空間を創り上げています。
違うテイストのものなのに、なぜか落ち着く。それは、同じ長さの年月を歩んできたもの同士が醸しだす雰囲気のためなのかもしれません。
天保(てんぽう)の特徴
では、源泉かけ流し半露天風呂付き客室「古民家離れの宿」の「天保(てんぽう)」について、詳しくご案内いたします。
来待石(きまちいし)を使用した浴槽
「天保」の特徴1つ目は「来待石(きまちいし)」を使用した浴槽です。
「来待石」は松江市宍道町来待地区で産出される石材で、粒子が細かく、なめらかな手触りが特徴で、石とは思えない柔らかな風合いと暖かさを感じることができます。
この来待石で造られた浴槽に、なみなみと源泉かけ流しの上質な湯が注がれます。
ゆったりと身を沈めていただければ、この石の独特な良さをきっと肌で感じて頂けることでしょう。
また、壁には杉皮をはり、天井には古民家で使われていた竹をそのまま利用しており、長い年月の経った竹の質感が感じられます。
人間国宝・安部榮四郎が生んだ和紙「出雲民芸紙」を施した小間
「天保」の特徴2つ目は「小間」です。
4畳ほどのスペースですが、壁には人間国宝・安部榮四郎が生涯をかけて生み出した手すき和紙「出雲民芸紙」を使用しており、柔らかな和紙の風合いに包まれた、落ち着きある空間です。
普段なかなかゆっくりとできない読書をしたり、旅先からのお手紙を書いたり・・・
自分だけの時間をお過ごしいただけます。
風情のある濡れ縁
「天保」の特徴3つ目は「濡れ縁」です。
寝室からつながる、小さなスペースなのですが、なんともいえない風情があります。
湯上りや、お休み前のひととき、少し腰掛けてお過ごしいただければ、心安らぐひとときを感じていただくことができるはずです。
庄屋(しょうや)の特徴
次に、源泉かけ流し半露天風呂付き客室「古民家離れの宿」の「庄屋(しょうや)」について、詳しくご案内いたします。
アンティーク煉瓦を使用した浴槽
「庄屋」の特徴1つ目にまず挙げるのは、アンティーク煉瓦を使用した浴槽です。
浴槽に煉瓦!?と驚かれるかもしれませんが、肌触りがよく、モダンな雰囲気で、他にはない浴槽になっています。
さらに、壁は「ベンガラ漆喰」で、ベンガラの鮮やかな色彩と、アンティーク煉瓦の落ち着いた風合いが合わさり、独特な空間を作り上げています。
プライベートガーデンを望む広々としたリビング
「庄屋」のお部屋の扉を開け、広い土間を抜けると、まず飛び込んでくるのが正面の大きな窓から見えるプライベートガーデン。庭師さんのアイデアが光る、小さいながらも魅力溢れるお庭です。
庄屋のお部屋はリビングを広くとってあり、プライベートガーデンを眺めながらゆったりとお過ごしいただけます。
リビングでくつろいでいる時間も、お風呂のテラスで過ごす時間も、このガーデンをご覧頂くことができ、心安らぐ時間を演出します。
遊び心ある書斎スペース
寝室には、書斎スペースが設けられています。
お休み前の読書タイムや、親しい方へのお手紙などを書いてみてはいかがでしょうか。
この書斎スペースに座ると、まるで文豪になったような気分。
寝室の一角にある小さなスペースではありますが、遊び心のある素敵な書斎です。
いかがでしたか?
草菴自慢の源泉かけ流し半露天風呂付き客室「古民家離れの宿(天保・庄屋)」の魅力が伝わりましたでしょうか?
ぜひ、他に類を見ないこの客室でかけ流しの温泉をじっくりと心行くまで楽しんで、お庭を眺めたり、小間や書斎で普段なかなかできない読書や書き物をしたり、、、
時間を忘れておこもりしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ実際にこのお部屋へお入りいただき、時空のうねりと、自然の懐に深く抱かれる感覚を肌で味わって頂ければと願っております。
小さな宿ではございますが、出雲ならではのこだわりのお部屋やおもてなしをご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。
天保(てんぽう)
寝室10畳 小間4畳
談話室(洋間)7畳分
テラス10畳分
半露天風呂(来待石)12畳分
玄関土間5畳分 お庭12畳分
玄関アプローチ5畳分
合計:約65畳分(110m²)
庄屋(しょうや)
寝室10畳 小間4畳
談話室(洋間)7畳分
テラス10畳分
半露天風呂(アンティークレンガ)12畳分
玄関土間5畳分 お庭12畳分
玄関アプローチ5畳分
合計:約65畳分(110m²)