おちらと日記

【日本三美人の湯】出雲・湯の川温泉の泉質について

こんにちは!
出雲・湯の川温泉 草菴 温泉ソムリエ、内田奈緒子です。

草菴では、「日本三美人の湯」である「湯の川温泉」の上質な温泉を、かけ流しで楽しむことが出来ます。
この「湯の川温泉」がなぜ美人の湯であると言われるのか?
泉質にスポットを当てて、ご案内します。

美人湯の泉質

一般的に「美人湯」と呼ばれる泉質の条件としては、3つ挙げることができます。

◎炭酸水素塩泉
(クレンジング効果)

◎硫酸塩泉
(若返り、アンチエイジング効果)

◎硫黄泉
(メラニン分解、シミ予防効果)

この3つの泉質のいずれかに当てはまるかどうか、ということで「美人湯」かどうか判断する基準となります。

さて、出雲・湯の川温泉の泉質は、どれに当てはまるのでしょうか?
湯の川温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」です。

美人湯と呼ばれる3つの泉質のうち、「硫酸塩泉」が当てはまります。

ぜひたっぷりと、お肌にしみこませるように温泉につかってみてください。

塩化物泉の効果

個人差はありますが、一般的に美人湯と呼ばれる温泉では、入浴中に肌へぐっと水分が入っていき、入浴後急激に水分が肌から抜けていくとされています。
このことから、入浴後はなるべく10分以内に、水分を閉じ込めるため保湿剤を塗るのが良いとされています。

さてここでもう一度、湯の川温泉の泉質をご紹介します。
湯の川温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」です。

湯の川温泉は、「硫酸塩泉」であると同時に「塩化物泉」でもあることが分かると思います。

この「塩化物泉」には、「保温・保湿」の効果があるため、なんと湯の川温泉は、保湿剤要らずの温泉であるということになります。

美人湯の欠点を補う、理想的な泉質です。

このような特徴を知って温泉に入ると、ちょっと特別感が出ますね!

美人湯のpH値

次に、pH値について注目してみたいと思います。
美人湯の条件として、pH値が7.5以上あることが挙げられます。

出雲・湯の川温泉の成分表を見てみましょう。
出雲・湯の川温泉のpH値は、pH8.4です。

この値は、「弱アルカリ性」に属します。

「弱アルカリ性」の温泉は、適度に皮膚の汚れや角質を落としてくれます。
湯上りに「つるつる、すべすべ」な感覚がするのはこのためです。

「弱アルカリ性である」と言うことも、美人湯である大きな条件です。


いかがでしたでしょうか?

出雲・湯の川温泉には、このような3つの大きな特徴があります。

私たち草菴は、この恵まれた温泉に感謝し、限りある資源を大事にしながら、お越しになっていただく皆様に気持ちよく温泉を楽しんで頂けるよう、日々精進していきたいと思っております。

是非、出雲・湯の川温泉に一度お入りいただき、そのお湯の良さを皆様のお肌で実感してください。

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