おちらと日記

【夏季限定】寛ぎ処「涼音の庭(すずねのにわ)」始まりました。

こんにちは。湯宿 草菴です。

当館では、この夏、日陰でお寛ぎいただける特別なスペースをご用意しました。

■寛ぎの処「涼音の庭」とは

当館のレストラン・フロント棟の軒下にあるその場所を、この夏限定で「涼音の庭(すずねのにわ)」と呼ぶことにしました。

ゆったりとしたウッドチェアに身を預け、庭園のグリーンシャワーを浴びて、心身ともにリラックス。風鈴と木々の葉擦れの音、野鳥のさえずりに耳を傾けながら、風情ある日本の夏を感じていただく、そのような空間です。

■昔懐かしい冷やしラムネのサービス

一角に、冷やしラムネもご用意しております。

ラムネを飲むとき、不思議と、幼少の頃に戻ったような気分になりませんか。
ガラスのボトルとビー玉のカランという音。口の中に気泡とともに広がる懐かしくて優しい味わい。
遠い夏の日々が、一気に蘇ってくるような、そんな感覚を覚えます。

提供時間

15:00~17:00 ※セルフサービス
※悪天候時は休止する場合あり

料金

無料

期間

2024年7月15日~2024年8月31日

■オーダーメイドのウッドチェア

涼音の庭には、今回、この場所のためにオーダーメイドしたウッドチェアがあります。

製作を担当したのは地元の「木工房 高橋」の高橋さん。

このウッドチェアについて、高橋さんは以下のように語っています。

『「草菴の雑木の庭に溶け込むよう、自然の力強さ感じさせながらも、素朴で親しみのある椅子を」とのオーナー様のご意向を伺い、製作を進めました。

 使用する木材には、国産の「栗(クリ)」を選びました。栗は木工具が発達する以前の古代には建築にも多用され、食料の供給源でもあり、日本人にたいへん馴染みの深い木です。古代にさかえたであろうこの出雲の地に相応しい。そのように考えました。

 はっきりとした、美しい木目を持つのが特徴で、肌触りはすべすべとしていて非常にやさしく、温かみがあります。栗の木に含まれるタンニンによる独特の甘い香りは、心をうっとりとせてくれます。

 また、耐水性が高いことから、半野外の軒下での使用には最適だとも考えました。

 栗ならではの木目の美しさを感じていただけるよう、無垢材を贅沢に使用することにもこだわり、塗料も無垢の木の質感を損なわない植物由来のものを使用して手触り良く仕上げています。

 意匠は、湯上がりにリラックスされるお客様の姿を想像し、自由に体全体を預けられるような、ゆったりとした作りになることを心掛けました。くわえて、伝統的な技法を生かして、スッキリとした印象になるよう工夫をしました。

 草菴でのひととき、このウッドチェアに身を預け、自然とひとつになって、良い時間をお過ごしいただきたいと思います。」

虫よけに蚊取線香も置いております。

郷愁をさそうこの香りも、日本の夏の風物詩です。

■まとめ

湯上りのリラックスの場として。ゆったりと語らいの場として。心をリセットする場として。思い思いに、ここだけの特別なひとときをお過ごしください。

このほかにも、湯宿 草菴では、暑い中でも涼やかで快適に、夏を楽しみながらお過ごしいただけるような魅力をご用意しております。

涼音の庭 ~ショートムービー~

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